歯周病の現状

予防の欠けた歯科医療

日本の歯科医療は、異常が発生した箇所を場当たり的に治療する、『修理中心の治療』といわれることがあります。それは、“予防”という視点が欠けていたということを意味していて、それに加えて歯周病などの治療は保険の点数も低い為に、歯科医院があまりきちんとした治療を行っていないと言う報告もあります。
この結果、日本人の口の中は虫歯や歯周病だらけで、老後は殆ど天然歯が残っていないという状況を招いてしまっていると言えそうです。

歯周病の有病率

歯周病は40歳以上に非常に多く見られます。
35〜44歳の27%が歯周炎、歯肉炎を含めると81%
55〜64歳の82.5%が歯周炎
残存歯の数
歯周病だけではありませんが、40代以降での歯の喪失は高率を示します。
歯の喪失・・・平均すると50歳以降に2年に1本のペースで歯を喪失
80歳以上の平均歯数・・・4.6本/28本(半数の人は全て喪失)
60歳での平均歯数・・・17.8本/28本